古くなった一戸建て、リフォーム、建て替え、買い替え、どっちが得か

念願のマイホームを購入しても、いつかは古くなっていきます。さて、その状態になったらあなたは何を考えるでしょうか？


マンションを購入した人の場合は、修繕積み立てを居住者全員で行っており、貯まった修繕積立金は、建物関係（屋上防水、外壁塗装、鉄部塗装など）や、エレベーター、電気設備、給排水設備、通信関係設備などその他設備の交換や修理に使われます。つまり共用部分は全体責任で対応することになるわけですが、一戸建ての場合は基本的に所有者はひとりですから、ちょっとした補修等も自分ひとりの負担で行わなければなりません。


ちょっとした不具合程度ならまだいいのですが、これが更に期間が経過し、建物や設備がかなり老朽化したら、いよいよ対策を考えなければなりません。


一戸建ての場合、伝統的在来工法で建てた木造住宅なら基本的に約30年が寿命とされています。以後はメンテナンスの度合いによってその寿命は5年早まったり千路待ったり、逆に5年延びたりもします。


北米から導入されたツーバイフォー工法なら、耐震性、耐火性にも優れているので、一流ハウスメーカーのツーバイフォー建築なら、在来工法住宅よりも長い耐用年数があり、上手くすれば50年近くもちます。町の一般的な大工さんが建てるツーバイフォーは、耐用年数が在来工法とあまり変わらないようです。


いずれにしても、いつかは寿命がきます。そこで、リフォーム、建て替え、買い替えなどの手段を選択することになるわけです。